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カンジダの感染経路や症状は?感染したらどうしたらいい?

2019年11月20日
悩んでいる女性

カンジダは真菌の一種ですが健康な人でも皮膚や口腔内・直腸に存在する、常在菌なので誰もが感染する可能性があります。体力が低下したりストレス・女性であれば生理の前後がきっかけで、膣内や外陰部で増殖し症状を起こします。性感染症と言われることもありますが、カンジダはそれよりも自己感染が原因になっていることがほとんどです。風邪をひいたり疲労が重なるとき・ストレスなどの日常生活で起こりうる、免疫機能の低下が原因になります。この生活習慣を見直さなければ、カンジダの再発が繰り返される可能性もあります。

そのほかにホルモンの変化や風邪の時などに服用する抗生物質、妊娠や、湿っていたりきつめの下着を履いているときにもリスクが上がります。エイズの原因になるHIVウイルスが感染したときや、糖尿病の時もカンジダの症状が出やすくなるので注意が必要です。カンジダが発症したら軽い症状の場合は、免疫力により自然治癒することもあります。しかし臭いのあるおりものや強烈なかゆみ、びらんなどがあるので自然治癒するまで我慢できる人は少ないです。症状が出たときは速やかに婦人科の受診が優先されますが、そこではおりものを採取し顕微鏡で調べます。

そこでカンジダと判断すれば、膣錠や外陰部への塗り薬などが処方されます。今まで多かったのは膣に直接入れる膣錠の処方でしたが、現在は飲み薬も認可されているので治療が簡単になっています。1回内服するだけで治療ができますし、かゆみの症状が強かったりアレルギー性のものが関与している場合はステロイドの塗り薬も処方されます。診察当日に診断されることが多く、その後の来院は必要ないことがほとんどなので安心です。

検査結果も婦人科へ電話をすることで教えてもらえるので、時間や費用のコストもかかりません。抗真菌剤のイミダゾール系薬剤が用いられますが、女性の場合は膣炎だけではなく外陰炎も併発することが多いのです。それによりイミダゾール系の膣内投与や、軟膏の外陰塗布を同時に行う必要があります。この薬は1日1回7日間投与することで、完治するとされていて再発を繰り返すカンジダ症の場合はさらに抗真菌薬の服用を行います。

できるだけカンジダ症にならないためには、通気性の良い下着を身につけたり、排便時は女性の場合は前から後ろに向かって拭き取るなどの配慮が必要です。また免疫力を落とさないように疲れをためず、適度な運動をしてストレスを溜めないような工夫が必要になります。それでも再発する場合は、かかりつけの婦人科へ相談することが推奨されます。

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